紙カルテの電子化を補助するため、ドキュメントスキャナScanSnapと連動してDICOM変換を行うアプリケーション ScanBC を掲載しました。
なおpriXm 3.1が必要です。※priXm搭載機は全バージョンが無償アップデート対象になります。
電子帳簿保存法が2024.1月に開始されるにあたり、文書のファイリング方式に様々な変更を行っています。
これまでの取り組みは
となっておりますが、今回、ブーメランカルテのワークフローを刷新し、
を追加します。
もともとは、紙を使い続けたいけど電子化もしたいユーザーのための機能です。
すでにオール電カルの病院でも紙をデジタル化しなければならない場面は少なからずあります。もし最近そこそこ大きい病院に行かれたことがあるのであれば、書類にバーコードが打たれているのを見かけていると思います。アレ、です。
これからオール電カルを目指す方は現在弊社システムに同梱しているJoplinを使っていただくか、ペットクルー、アニレセクラウドなどのレセコンのカルテ機能をご検討ください。
priXmで患者情報をセットすると、右下にQRコードだけが印字されたPDFが出力されます。
カルテの用紙をプリンタにセットしてこのPDFを印刷すると、患者情報が埋め込まれたカルテ用紙ができます。なお真ん中に表示されているQRコードをラベルプリンターで出力して用紙に貼り付ける方法もあります。
いずれの方法も、QRコードがかぶらないような工夫が望ましいです。以下の例はちょっと良くないですね。
カルテを記入してからScanSnapに通すと、OsiriXにDICOMとしてファイリングされます。QRコードから患者情報が引き渡されています。
なおスキャンがうまく行ったら、原紙の「スキャン済み」にチェックします。
リコー(かつてはPFU)製の書類用スキャナで家庭用としてはもっとも人気があります。
今回提供するScanBCを以下のようなプロファイルとして設定します。