うちはカルテのハイブリッド方式を提案しており、紙カルテ(ほかFAX、手紙などの書類)を完全になくすことはできないと思っています。
これまでもブラザー製のラベルプリンター用のラベル作成を提供しておりますが、今回一般のプリンターを使用して患者IDラベルを作成するツールを追加します。
見本
これは巷で売られている以下のようなラベルシールへの印刷を目的とするものです。なんといってもコストが低いのがメリット。
新規患者登録時にラベルシールを作成しておき、紙書類に貼り付けてスキャンすることで、OsiriXに自動的に仕分け、患者情報を貼り付けてDICOM変換させることができる、というものです。
請求書など経理関係書類でインボイス番号が打てない場合にシールを貼っておく手があります。
ScanBCを用いて自動仕分けするためには以下のような形式でQRコードを作成します。キャプションはこれでは読みづらいので変えています。
PN;デモ^太郎,PI;QAIM-3,DT;2023-09-23,
PN;デモ^太郎,PI;QAIM-3,DT;2023-09-23,
ここで、
左辺 | 意味 |
---|---|
PN | Patient Name (患者名) |
PI | Patient ID (患者ID) |
DT | Date (検査日付) |
http://prixm.local:9999/kartenium/forms/ql-qr.svg? width=594&height=842& ofx=20&ofy=10& mag=2& dup_x=4&dup_y=5& text=PN;Demo^Taro,PI;_caption_& caption=0,60,12345-02
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それぞれのパラメータは以下の図を参照ください。
magはバーコードの大きさを指定します。
100%の拡大率で印字を推奨。事前に裏紙(うちのマニュアルに従えば裏紙は無いはずですが・・・)などでテスト印字しましょう。