OsiriXが最新バージョンを確認しないように処置する

この手順がめざすゴール(所要時間5〜30分)

暫定的措置として開発元のPixmeoのサーバーへアクセスしないようにします。以下は完成イメージです。

0.用意するもの

1.Finderを呼び出し、キーボードからShift+⌘+Uを押して、ユーティリティを出し、ターミナルを起動します

Finder(ファインダー)は以下のようなアイコンです

クリックしてから、Shift(左でも右でも大丈夫)と、⌘(左下の方にあります)と U をまとめて押してください。

ユーティリィから「ターミナル」をダブルクリック

以下のような画面が現れます。この手順はここまでです。


2.以下を正確に打ち込み、パスワードを答えます(コピペOK)

※パスワードは表示されませんので、めくら打ちします。

sudo su

#が出ないときは、システム管理者のパスワードが設定されていないかもしれません。

この時は、暫定的に管理者を追加します。

システム管理者のパスワードが設定されていない場合

3.以下を正確に打ち込みます(コピペOK)

echo 127.0.0.1 www.osirix-viewer.com >>/etc/hosts

(重要) >は絶対に2文字続けて打ちます

4.修正結果を確認しましょう

以下のように打ち込んでエンターキーを押すと、

cat /etc/hosts

以下のように表示されます。

##
# Host Database
#
# localhost is used to configure the loopback interface
# when the system is booting. Do not change this entry.
##
127.0.0.1            localhost
255.255.255.255 broadcasthost
::1                       localhost
127.0.0.1            prixm.local     ※この行は最近のシステムのみ存在します
127.0.0.1            www.osirix-viewer.com
localhostが残っていて、最後のwww.osirix-viewer.comが追加されていればOKです。localhostを消して再起動すると、起動トラブルになります。prixm.localは拡張機能のサーバーが使用しており、削除してはいけません。一連の流れはこんな画面になります
TEST:~ osirix$ sudo su
Password:
sh-3.2# echo 127.0.0.1 www.osirix-viewer.com >>/etc/hosts
sh-3.2# cat /etc/hosts
##
# Host Database
## localhost is used to configure the loopback interface
# when the system is booting. Do not change this entry.
##
127.0.0.1 localhost
255.255.255.255 broadcasthost
::1 localhost
127.0.0.1 prixm.local
127.0.0.1 www.osirix-viewer.com

5.www.osirix-viewer.comが開かないことを確認します

ブラウザーで www.osirix-viewer.com が開かないことを確認します。

ここでまだ開いてしまう場合、IPv6が設定されている可能性があります。(DICOM通信に影響があるため、弊社出荷機ではオフになっています)

システム環境設定からネットワークを開き、詳細ボタンからIPv6の設定を「切」または「リンクローカルのみ」にします。それでも開く場合は、上記の手順が正しくなかったと思われます。

6.OsiriXを起動→立ち上がるはずです


2018年10月18日 05:01:38 Thursday

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